
【NQNニューヨーク=横内理恵】20日の米株式市場ダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発し、前日比46ドル85セント(0.2%)高の2万7739ドル73セントで終えた。スマートフォンのアップルなど主力ハイテク株が買われ、相場を押し上げた。朝方発表の米新規失業保険申請件数が市場予想以上に増え、景気懸念から売りが優勢になる場面もあった。
景気の再減速懸念が強まる中、コロナ禍が業績の逆風になりにくいハイテク株への物色が続いた。アップルが上場来高値を更新し、ソフトウエアのマイクロソフトも上昇。自社株買いを発表した半導体のインテルも買われ、3銘柄合計で約110ドルのダウ平均押し上げ要因となった。
ダウ平均銘柄以外でも、電気自動車(EV)のテスラが買われ、初めて2000ドルの大台を突破した。動画配信のネットフリックスやネット通販のアマゾン・ドット・コム、交流サイト(SNS)のフェイスブックなどへの買いも続いた。
ダウ平均は午前には100ドル超下げる場面があった。朝方発表の週間の米失業保険申請件数が110万6000件と100万件を突破し、市場予想(92万3000件)を上回った。8月のフィラデルフィア連銀の製造業景況指数も市場予想以上に低下した。前日公表の7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨でも米景気に慎重な指摘が目立っていたこともあり、景気敏感株に売りがかさんだ。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比118.49ポイント(1.1%)高の1万1264.95と2日ぶりに過去最高値を更新した。
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2020-08-20 20:24:37Z
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