東京商工リサーチは25日、愛知県蒲郡市の西浦温泉にある旅館「冨士見荘」が、新型コロナウイルスの感染拡大により中国人観光客のキャンセルが相次いだ影響で、名古屋地裁豊橋支部に破産手続き開始を申請すると発表した。負債総額は「調査中」としている。中国政府が1月下旬に中国から海外への団体旅行を禁止し、日本の観光業界に大きな影響が出ている。
東京商工リサーチによると、冨士見荘は1956年設立。三河湾を望む景観と新鮮な魚介類を提供する旅館として、2005年12月期には約5億5000万円の売り上げがあった。近年は需要が高まる中国人ツアー客の受け入れに注力していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で団体ツアー客のキャンセルが相次ぎ、先行きの見通しが立たなくなったことから事業継続を断念したという。【田口雅士】
「中国政府の方針で決断するしかないと覚悟を決めた」
代表取締役の伊藤剛さん(31)は「先代が守ってきた大切な旅館だが、客がいなくてはどうしようもない」としている。
数年前から中国人団体客に目を付けて旅行業者と契約し、毎月40~50団体を受け入れた。40室の客室はほとんどが中国人で満室だった。
新型コロナウイルスの影響は感染が確認された直後から始まり、中国人客は徐々に減少。中国政府が1月27日に海外への団体旅行を禁止し、伊藤さんは「中国政府の方針で決断するしかないと覚悟を決めた」と、2月14日に旅館を閉めた。
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2020-02-25 12:52:31Z
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