【NQNニューヨーク=松本清一郎】29日の米ダウ工業株30種平均は3日続伸で始まり、午前9時50分時点は前日比30ドル54セント高の3万2560ドル17セントで推移している。大手ハイテク株が前日夕に発表した決算を材料に上昇し、投資家心理の改善につながった。半面、決算で懸念を残した一部銘柄が売られ、指数の重荷になっている。ダウ平均は7月に入って前日までに5.7%高と昨年10月以来の上昇率になっており、利益確定売りも出やすい。
前日夕に市場予想を上回る決算を発表したスマートフォンのアップルが一時4%近く上昇、ダウ平均の構成銘柄ではないが同じく決算が好感されたネット通販のアマゾン・ドット・コムは12%高となる場面があった。他のハイテク銘柄にも買いが波及している。原油高を背景に大幅な増収増益決算を発表した石油のシェブロンの上げも目立つ。
一方、半導体のインテルと日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が大幅安となり、ダウ平均を押し下げている。インテルは決算が市場予想を下回り、最終赤字に転落。P&Gは決算発表の説明会でドル高と原材料高が2023年にかけて収益を圧迫するとの見方を示した。
ハイテク株が多いナスダック総合株価指数も3日続伸で始まった。
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2022-07-29 14:06:30Z
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