【NQNニューヨーク=川上純平】7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比346ドル21セント高の3万1383ドル89セント(速報値)で終えた。7日発表の米雇用指標が堅調な内容だったとの見方から、米経済への過度な不安が和らいだ。このところ下げが目立っていた景気敏感株が買い直された。
7日発表の週間の新規失業保険申請件数は23万5000件と前週から4000件増えた。市場では「労働市場の需給は多少緩和しているが、全体としては強さを保っている」(JPモルガンのダニエル・シルバー氏)と受け止められた。8日発表の6月の米雇用統計が弱い結果になるとの警戒感が後退し、株買いを誘った。
景気敏感株が買われ、航空機のボーイングや化学のダウの上昇が目立った。中国のインフラ投資加速への期待から建機のキャタピラーが大幅高となった。スマートフォンのアップルや顧客情報管理のセールスフォースなどハイテク株も高い。原油高で石油のシェブロンも買われた。
7日には半導体メモリーを手掛ける韓国のサムスン電子が好決算を発表した。米市場ではインテルなど半導体関連株に買いが広がり、ハイテク株の上昇を後押しした。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、前日比259.494ポイント高の1万1621.346で終えた。
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2022-07-07 20:03:07Z
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