石連会長：４－６月石油製品需要は２割減と予想－原油調達手控え - ブルームバーグ

石油連盟の月岡隆会長（出光興産会長）は17日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大により、４－６月期の石油製品需要が前年同期比で２割程度減少するとの見通しを明らかにした。

　　航空各社の運航便削減や緊急事態宣言の発令により石油製品の需要が大幅に落ち込んでおり、国内の足元のジェット燃料需要は前年比約７割減、ガソリン需要も緊急事態宣言後に減少が加速していると話した。

　　需要減で石油元売り各社が保有する在庫が増加していることから、「製油所の稼働率を落としていく選択肢」が浮上しており、６月積み以降の原油調達については、長期契約で決められた調達分を引き取れずに先送りしてもらう可能性があると述べた。各社はすでにスポット市場での４月、５月積みの原油調達を手控えたという。

　　月岡氏は、製油所の稼働率も「徐々に下がってきている」と明かした。製油所全体を安定的に稼働させるためには最低でも７割程度の稼働率が必要だとし、それ以下まで下げる必要が生じた場合には「どこかの製油所を一つ丸ごと止めるオペレーションが来る時があるかもしれない」と述べた。　　

Let's block ads! (Why?)

https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiQ2h0dHBzOi8vd3d3LmJsb29tYmVyZy5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGVzLzIwMjAtMDQtMTcvUThYNU5ERFdMVTZTMDHSAQA?oc=5

2020-04-17 07:06:00Z
CBMiQ2h0dHBzOi8vd3d3LmJsb29tYmVyZy5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGVzLzIwMjAtMDQtMTcvUThYNU5ERFdMVTZTMDHSAQA

Bagikan Berita Ini