[東京 8日 ロイター] - <15:55> 日経平均・日足は「中陰線」、過熱感継続 くすぶる調整リスク 日経平均・日足は「中陰線」となった。終値は2万8949円88銭。プライム市場 の騰落レシオは130.7%と引き続き高めで、過熱感が意識されやすい。スローストキ ャスティクスが買われ過ぎ圏でデッドクロスし、短期調整リスクがくすぶる。1日に開け た窓埋め(4月28日高値2万8879円24銭)が視野に入る。さらに下方向では、節 目2万8500円が下値めどになりそうだ。 <15:40> 新興株はマザーズが続伸、外部環境が不透明で内需株物色 新興株式市場は、マザーズ総合は1.47%高の755.11ポイントと、続伸した 。国内新興株は内需系銘柄が多く「外部環境が不透明な中で物色された」(国内運用会社 ファンドマネージャー)との見方が聞かれた。東証グロース市場指数は前営業日比1.5 6%高の959.96ポイントだった。 M&A総研ホールディングスが堅調。コアコンセプト・テクノロジー<4371. T>は年初来高値を更新した。一方、ストリームメディアコーポレーションは年初 来高値更新の後、軟調に転じた。サイフューズはさえなかった。 <13:40> 日経平均は軟調継続、「円高の割に底堅い」の受け止めも 日経平均は軟調な推移を継続している。ドル/円は連休中に円高方向に振れており輸 出株を中心に重しになっているが「短期的な過熱感から多少の調整はやむを得ない。円高 が進んだ割には日本株は底堅い」(国内証券のアナリスト)との声もある。日経平均は前 営業日の2日、2022年1月以来の高水準に上昇した。 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏があらためて日本株に強気の姿勢を示したこ とが伝わり「バフェット効果は、長期的に相場の支えになりそうだ」(国内運用会社ファ ンドマネージャー)との見方も聞かれる。 指数寄与度の大きい銘柄では、前引け時点に比べファーストリテイリングが 下げ幅をやや広げている一方、東京エレクトロンは下げ幅をやや縮めている。業 種別では電気・ガスが上げ幅を縮小している一方、精密機器や保険は下げ幅を縮めている 。 <11:45> 前場の日経平均は反落、円高が重し 指数寄与度大きい銘柄が軟調 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比188円27銭安の2万8969円6 8銭と反落した。ドル/円相場が前営業日の取引時間中と比べ円高方向に振れたことが重 しとなったほか、指数寄与度の大きい銘柄が軟調で全体を押し下げた。 日経平均は前営業日比約62円安と軟調にスタートした後も下げ幅を拡大し、一時前 営業日比約222円安の2万8935円56銭まで下落した。ファーストリテイリング<9 983.T>など指数寄与度の大きい銘柄群の一角が売られ重しとなった。 一方、相場全体に目立った方向感がみられない中でも空運株は朝方から堅調。「イン バウンド(訪日客)やリオープン(経済再開)銘柄が改めて評価されている中で、きょう は空運株に強めの物色が出ている」(立花証券の鎌田重俊企業調査部部長)との声が聞か れた。 後場にかけては「日本は連休があったのでその間の海外との差を調整するという意味 でも、(日経平均は)横ばいで推移するのではないか」(鎌田氏)という。 TOPIXは0.23%安の2070.67ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆5486億4400万円だった。東証33業種では、空運やパ ルプ・紙、海運など18業種が値上がり。鉱業や銀行、保険など15業種は値下がりした 。 個別では、ファーストリテが2.5%安と軟調。みずほフィナンシャルグループ<841 1.T>などの大手行も総じてさえなかった。 日本航空は1.4%高。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が6日、台 湾よりも日本への投資に前向きな姿勢を示したことが手掛かりとなり、伊藤忠商事<8001. T>など総合商社株の一角も買われた。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1093銘柄(59%)、値下がりが65 8銘柄(35%)、変わらずが83銘柄(4%)だった。 <10:30> 日経平均は下げ幅拡大、2万9000円割り込む ファーストリテが指 数押し下げ 日経平均は下げ幅を拡大している。現在は約180円安の2万8900円台後半で推 移しており、心理的節目の2万9000円を割り込んだ。ファーストリテイリング<9983. T>が下げ幅を拡大し、2.6%安で推移しており、1銘柄で指数を83円程度押し下げて いる。一方、「(前営業日比で)約2円程円高が進んだので、もう少しマイナスの影響が あると思ったが、非常に底堅いという印象」(国内証券のストラテジスト)との声も聞か れる。 三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株が軟調。一方、日本航空<9 201.T>やANAホールディングスなど空運株はいずれも2%超高と、堅調に推移 している。 <09:07> 日経平均は反落で寄り付く、指数寄与度の大きい銘柄が軟調 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比62円49銭安の2万9095円 46銭と、反落してスタートした。その後も下げ幅を拡大し、100円超安で推移してい る。 個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが1.1%安、東京 エレクトロンが1%超安と軟調で、指数を押し下げている。一方、伊藤忠商事<8 001.T>など、総合商社株の一角は小じっかり。 <08:20> 寄り前の板状況、上組は買い優勢 ゼリア新薬工業が売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 上組 6% 3,235 3,235 3,235 3,040 2 東邦HLDG 6% 2,845 2,845 2,845 2,681 3 PALTAC 6% 5,385 5,380 5,390 5,100 4 積水化成品工業 5% 455 454 455 432 5 井関農機 5% 1,259 1,259 1,259 1,204 6 エムティーアイ 4% 530 529 530 507 7 ヤマシンフィルタ 4% 360 359 360 345 8 TAKARA&COMPANY <7921.T 4% 2,480 2,479 2,480 2,384 > 9 多木化学 4% 4,508 4,505 4,510 4,335 10 飯田グループHLDG 4% 2,475 2,474 2,475 2,382 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 ゼリア新薬工業 -20% 1,971 1,971 1,971 2,471 2 ニフコ -18% 3,180 3,180 3,180 3,880 3 アドウェイズ -14% 597 596 597 696 4 建設技術研究所 -14% 2,939 2,938 2,939 3,405 5 アルインコ -14% 931 930 931 1,078 6 日本精化 -13% 2,244 2,244 2,244 2,578 7 キッセイ薬品工業 -10% 2,451 2,450 2,451 2,737 8 メディカルシステムネットワーク <4350 -9% 408 408 408 447 .T> 9 トモニHLDG -8% 342 341 342 372 10 プレミアグループ -8% 1,581 1,580 1,581 1,715 (
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2023-05-08 06:04:00Z
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