【NQNニューヨーク=戸部実華】17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、15時現在は前営業日の13日に比べ336ドル03セント安の3万3966ドル58セントで推移している。朝方に市場予想を下回る決算を発表した金融のゴールドマン・サックスが大幅安となり、ダウ平均を押し下げている。
ゴールドマンは8%安となる場面があった。2022年10~12月期の売上高や1株利益が市場予想に届かなかった。17日に発表した10~12月期決算速報値で特別項目を除く1株利益が市場予想を下回った保険のトラベラーズも大幅安。市場では「今後の企業決算発表を慎重に見極めたい雰囲気が強まっている」(ジョーンズ・トレーディングのマイケル・オルーク氏)といい、買い手控えにつながった。
ダウ平均は前週末までの4営業日で800ドル近く上昇し、短期的な利益を確定する売りも出やすい。銀行のJPモルガン・チェースや化学のダウ、機械のハネウェル・インターナショナルが安い。一方、業績が景気に左右されにくいディフェンシブ株は底堅く、外食のマクドナルドが高い。アナリストが目標株価を引き上げた石油のシェブロンも買われている。
主力ハイテク株はまちまち。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に7日続伸している。
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2023-01-17 20:06:14Z
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