NYダウ、一時1000ドル超下落 前日大幅高の反動、乱高下 - 朝日新聞デジタル

ニューヨーク=真海喬生2022年5月6日 0時51分

　5日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が一時、1千ドル超下落した。前日、900ドル超値上がりした反動に加え、この日の朝に発表された新規失業保険の申請件数が悪化したことで、株式を売る動きが広がっている。今後の金融引き締めへの警戒感もあり、金融政策をめぐって株価が乱高下している。

　前日に米国の中央銀行、連邦準備制度理事会（FRB）が0・5%の利上げを決めた。ただ、その後の会見でパウエル議長が0・75%の利上げは「委員会で積極的に検討されてはいない」と発言。厳しい金融緩和を警戒していた株式市場に安心感が広がり、ダウは一時950ドル超上昇した。

　5日は前日の反動で値下がりして取引が始まった。また、この日の朝に発表された新規失業保険の申請件数が悪化したことで、6日に発表される4月の雇用統計への警戒感が出ている。FRBによる利上げは今後も継続する見込みで、金融引き締めへの不安もあり、激しい値動きとなっている。（ニューヨーク=真海喬生）

Adblock test (Why?)

https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiN2h0dHBzOi8vd3d3LmFzYWhpLmNvbS9hcnRpY2xlcy9BU1E1NjA0V1lRNTVVTEZBMDBRLmh0bWzSAQA?oc=5

2022-05-05 15:51:28Z
1410872917

Bagikan Berita Ini