2021年11月12日20時43分
東芝は12日、本社とグループ企業が手掛ける事業を3社に分割・再編する方針を発表した。日本の大企業が会社を完全に分割するのは異例。中核事業である発電などのインフラ事業とパワー半導体などのデバイス事業の二つを分社化し、それぞれ2023年度下期の上場を目指す。残る東芝本体は関連会社の半導体メモリー大手キオクシアホールディングスの株式保有や東芝ブランドの管理を担う。
東芝が同日発表した新たな中期経営計画に盛り込んだ。「物言う株主」らから株主還元の強化を求められる中、収益構造の異なる事業を独立した会社に分けることで成長戦略を明確化し、それぞれの会社の企業価値向上を図る。
綱川智社長は12日、オンラインで記者会見し、会社分割について「解体ではなく未来に向けた進化だ」と強調。その上で「インフラとデバイスそれぞれでリーディングカンパニーを目指す」と語った。
東芝は1~3月の間に臨時株主総会を開き、株主に分割案の承認を求める。既存の東芝株主には、分社化する2社の株式をそれぞれ割り当てる。新会社の社名は今後検討する。
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2021-11-12 11:43:00Z
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