10日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日に比べ90円ほど安い2万9400円台前半で推移している。前日までの3営業日で1100円超上昇し、3万円の大台も視野に入れた展開となるなか、足元では高値警戒感が意識されている。前日の米ダウ工業株30種平均が小幅ながら7営業日ぶりに下落した流れもあって、利益確定売りが先行している。主力の値がさ株やこのところ上昇が目立っていた鉱業や陸運などに売りが出ている。
日経平均は下げ幅を100円超に広げる場面もみられるが、中長期的な先高観の強さから下値ではすかさず押し目買いが入っている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落している。
ソフトバンクグループ(SBG)、ファストリ、ネクソン、中外薬が安い。一方、きのう決算発表のあったホンダが逆行高になっている。ダイキン、エムスリーも高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2021-02-10 00:24:23Z
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