●ポイント
・米・4月雇用統計
・米・3月卸売在庫速報値(前月比予想:+0.2%、2月:+0.2%)
・米・4月サービス業改定値(予想:52.9、速報値:52.9)
・米・4月ISM非製造業景況指数(予想:57.0、3月:56.1)
・エバンス米シカゴ連銀総裁講演(ストックホルム)
・クラリダ米FRB副議長講演
・ウィリアムズNY連銀総裁講演
・ボウマン米FRB理事が討論会で司会
・米セントルイス、サンフランシスコ、ダラス、クリーブランド各地区
連銀総裁が討論会に参加
3日のニューヨーク外為市場では米雇用統計や米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言で今後の金融政策を探る展開となる。また、米国経済の7割を占める消費動向を探る上で最新4月のISM非製造業景況指数に注目。
米利下げ観測の後退でドルは続伸。米国労働省が発表する最新4月の雇用統計で労働市場が強い拡大を継続し、ひっ迫を再確認すると見られる。ただ、低インフレを理由に年内金利を据え置く方針を示しているFRBの金融政策軌道を大きく変更させる可能性は少ないと考えられる。逆に、万が一、ネガティブサプライズとなった場合は、市場にある景気への警戒感が再燃、利下げ観測が強まり、ドル売り圧力につながる可能性は残る。
失業率は3.8%とほぼ50年来の低水準を維持。非農業部門雇用者数の伸びは前月比19万人と、2月19.6万人とほぼ同じペースでの増加が予想されている。先行指標の中でも労働省が発表する雇用統計と相関関係が最も強いとされている民間の雇用統計となるADP雇用統計の4月分は前月比+27.5万人と、予想外に20万人以上の増加で7月来最大の伸びを記録した。
一方で、製造業の雇用は低調。全米の製造業動向を示すISM製造業指数の4月の雇用は52.4で3月57.5から低下。予想外に10万人以下の増加となった2月来で最小の伸び。注目の平均時給は前月比+0.3%、前年比+3.3%と、伸びの拡大が予想されている。
米4月ISM非製造業景況指数は3月56.1から57.0に改善が予想されている。消費が4-6月期のGDP成長を支援すると期待されている。
・ドル・円は、200日移動平均水準の111円51銭を上回る限り上昇基調入り。
・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準の1.1416ドルを下回っている限り下落基調。
ドル・円111円55銭、ユーロ・ドル1.1150ドル、ユーロ・円124円35銭、ポンド1.3000ドル、ドル・スイスは1.0205フランで寄り付いた。
https://zai.diamond.jp/list/fxnews/detail?id=315682
2019-05-03 12:25:47Z
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