日銀で理事や調査統計局長などを務めた早川英男さん。今回日銀がYCCの修正に動く可能性があると指摘します。
具体的にはYCCの変動幅を、いまの「プラスマイナス0.5%程度」から「1.0%程度」に拡大するのではないかと見ています。
注目するのは今後の物価上昇率が一段と上振れするリスク。
早川さんは、このところの消費者物価の上昇は、原材料などの輸入物価の上昇から、人件費などを反映したサービス価格の上昇に移りつつあり、今の物価上昇率は日銀の想定を上回っていると指摘します。
そして、今後さらに物価が上振れるようなことがあれば、債券市場に混乱をもたらす可能性があるといいます。
元日銀 早川英男さん
「今後も物価が一段と上振れるサプライズが起きる可能性があり、そうなれば投資家の間で金融緩和の出口への観測が高まり、債券市場では国債の売り圧力が強まることになる。日銀は金利を抑えるために大量に国債を買い入れなければならない事態に再び追い込まれるリスクがあり、そうした混乱を未然に防ぐため日銀はYCCの運用を柔軟化するのではないか」
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2023-07-21 12:07:47Z
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