5日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮小している。前日比40円ほど安い3万3300円台後半で推移している。日経平均は1990年以来およそ33年ぶりの高値圏にあり、朝方は利益確定売りが先行した。一時、前日比400円近く下げて3万3000円近辺まで下落したが、押し目買いの動きも強く、下げ幅を縮小した。
市場では「足元の株高に乗り切れていない投資家が多く、下げれば買いが入りやすい状況が示された」(東海東京調査センターの仙石誠シニアエクイティマーケットアナリスト)との声があった。指数への寄与度が高いファストリは月次売上高の結果を受けて2%安となっており、指数を下押ししている。精密機器や機械株の一角も安い。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆716億円、売買高は4億5838万株だった。
HOYA、日揮HD、アルプスアルが下落。川崎汽、第一三共、Zホールディングスは高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2023-07-05 01:25:43Z
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