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今年は「軽EV元年」になる、三菱自の加藤社長 価格抑えた新型公表 - 朝日新聞デジタル

 三菱自動車は14日に開幕した東京オートサロンで、2022年度初頭に発売する軽自動車の電気自動車(EV)の試作車を初公開した。値段を抑えていて、国の補助金を受ければ200万円を割るとみられる。地方自治体の補助金を使うとさらに安くなる。軽自動車は新車市場の4割を占め、EVの本格的な普及のカギを握る。三菱の加藤隆雄社長に軽EVの狙いを聞いた。

     ◇

 ――今回の軽EVの狙いはなんですか。

 「EVがどのような顧客に受け入れられやすいのかを考えたとき、軽はまず出すのに良いクラスだと思っています。車体も軽いですし、街乗りが非常に多いので電池も比較的小さくできる。それほど高い価格にならず、補助金も含めるとかなりお求めやすくなるのではないか。この軽が、皆さんにEVを認知してもらい、使いやすいと感じてもらえる第一歩になるのではないかと期待しています」

 ――今年は日本でもEVが普及していく一年になると思いますか。

 「まさにそういう一年になると思っています」

 ――国は補助金を増額しました。

 「補助金は自治体のものもあり、さらに求めやすい価格になる可能性があります。ガソリンの軽は100万円台の前半なので、価格だけの比較では、『そこまでは』というのはある。軽のEVの静かさや運動性能は非常に良いので、全体の商品力では十分競争できるレベルなのではないかと思います」

 ――コンセプトカーの特徴は。

 「こだわったのは特別な形をしているわけではない点です。意図を持ってやっています。『EVは特別な車ではない』というメッセージを込めて、普通のガソリン車と同じような形にしました。ガソリン車とあまり変わらないので、どんどんEVを使ってくれればと思います」

 ――商用の軽EV「ミニキャブミーブ」も生産、販売を再開するそうですね。

 「少し生産期間の停止があり…

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2022-01-15 01:30:00Z
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