東芝の株価が一時前日比3%高の5124円と急反発している。同社が主要事業ごとに会社全体を分割することを検討していることが分かり、割安に評価される株価への見直しに期待が集まった。同社株の8日の米国預託証券(ADR)の円換算値は5168円と東証終値4975円を約3.9%上回った。
シティグループ証券のアナリスト、江沢厚太氏は8日付メモで、報じられた分割案は株価にポジティブと指摘した。これまで同社の株価について、各事業の価値の合計より低く評価されるコングロマリット・ディスカウントにあると指摘してきたが、企業分割で生まれる各企業がより高く評価されれば、グループの合計の価値が上振れる可能性があるとした。
日経新聞電子版は8日、2年後をめどにそれぞれを上場させることを視野に、本体とグループで手掛ける事業をインフラ、デバイス、半導体メモリーに分けて三つの会社に再編成する検討に入ったと報じた。
東芝、企業価値向上で事業分割の選択肢検討-3社の分社化報道で (2)
東芝報道担当の原みどり氏は、「企業価値向上に向けて中期経営計画の策定過程にあり、報道されたような事業分割についても選択肢の一つとして検討しているのは事実」とした上で、8日時点で計画を決定した事実はないと電子メールでコメントした。
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2021-11-09 00:13:55Z
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