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外為12時 円、113円台後半に上昇 FOMC前に持ち高調整の買いも - 日本経済新聞

2日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=113円94~95銭と前日17時時点と比べて48銭の円高・ドル安だった。前日に急伸した反動から2日は日経平均株価が軟調に推移し、「低リスク通貨」とされる円には買いが入った。米経済指標の改善一服に加え、2~3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に持ち高調整の動きが広がったのも円相場を支えた。

円は一時113円92銭近辺まで上げ幅を広げた。米国で1日発表された9月の米建設支出は市場予想に反して減少し、10月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数では「新規受注」など主要項目が前月から大きく低下。米景気の先行き不透明感から円買い・ドル売りが入った。FOMCの結果が公表される3日は日本が祝日とあって持ち高調整の円買い・ドル売りも増えた。

円は伸び悩む場面もあった。10時前の中値決済に向け、市場では「ややドル不足だった」(国内銀行)との声が聞かれた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発だったとみられ、円相場の上値を抑えた。米金利の先高観が根強いのも円相場の重荷となった。9~12時の円の安値は114円13銭近辺で、値幅は21銭程度だった。

円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=132円16~17銭と、同15銭の円高・ユーロ安だった。欧州中央銀行(ECB)が早期の利上げに動くとの見方が根強く円売り・ユーロ買いが先行したが、日本や中国・上海などの株式相場が下落したのを受けて対ユーロでも円買いが入った。

ユーロは対ドルで上昇し、12時時点は1ユーロ=1.1598~99ドルと同0.0035ドルのユーロ高・ドル安だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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2021-11-02 03:26:29Z
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