26日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前営業日の21日に比べ450円ほど高い2万7900円台後半で推移している。日本の連休中に主要な企業の好業績への期待から米株式相場の上昇が続いた。日本株市場でもリスク選好を強めた投資家が幅広い銘柄に買いを入れている。日経平均の上げ幅は480円を超え、2万8000円を上回る場面もあった。
前週末23日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が初めて3万5000ドル台に乗せ、最高値を更新した。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数や、機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も最高値を付けた。業績回復への期待も手掛かりとなっており、東京市場でも主力企業の4~6月期決算が好転するとの観測が株価を押し上げている。業種別では鉄鋼や繊維、不動産の上昇が目立っている。
東京五輪が開幕し、足元では目立った混乱もない。日本選手の活躍もあって、今のところは日本株の逆風となっていない。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸して始まった。
東レが大幅高。日本製鉄やJFEも買われている。一方、東電HDやスズキ、ソフトバンクグループ(SBG)は下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2021-07-26 00:13:38Z
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