20日の東京株式市場で、富士フイルムホールディングスの株価が一時4.9%安の4818円と4月9日以来の日中下落率となった。新型コロナウイルス感染症治療薬としての承認が期待される「アビガン」の臨床研究で明確な有効性が示されていないと、共同通信などが報じたことがきっかけとみられている。
シティグループ証券の芝野正紘アナリストらは英文メモで、アビガンの早期申請には賛否両論あり、「有効性が認められるのに時間がかかった場合は株価にネガティブになる」と指摘している。一方で、ゲイツ財団などのプロジェクトから新型コロナ治療薬の製造を受託したと4月末に発表したことなど評価できる点も同社にはあるという。
原料の製造などで注目されていたデンカが一時5.9%安、カネカも同2.7%安と売られている。

(アナリストの見方を加えて更新します)
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2020-05-20 00:43:00Z
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