28日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、前日比429円86銭(2.01%)高の2万1849円09銭で前場を終えた。経済再開への期待から短期筋による買いが先行した。節目とされてきた200日移動平均線(2万1655円)を上回ってもなお騰勢が続き、一時483円高まで上げ幅を広げた。
政府は27日、一般歳出などの「真水」の国費を33兆円を投入する2020年度第2次補正予算案を決めた。欧州連合(EU)の欧州委員会が7500億ユーロ規模の基金を創設する計画を打ち出した。国内外の経済支援策を追い風に投資心理が改善した。午前に韓国銀行(中央銀行)が政策金利を引き下げたことも市場マインドの安定につながった。
上昇トレンドが鮮明になったことで、出遅れ銘柄を物色する流れも強まり、指数全体の引き上げにつながった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続伸した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4289億円、売買高は9億1311万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1387と、全体の約6割強を占めた。値下がりは709、変わらずは69銘柄だった。
電通グループが急騰。マツダや三菱自、日産自も買われた。JFEHDや日本製鉄も上げた。一方、DeNAやZHD、NECが安く、出光興産や国際石開帝石も下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2020-05-28 00:11:33Z
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