植田総裁は、今回の措置は為替の動向を意識したものなのか、という質問に対し、「為替レートはファンダメンタルズに沿って安定的に動くことが望ましいと考えている。その上で、為替レートの変動が大きくなると、経済・物価に対する大きな影響を及ぼすということはありえるので、まずそこについて政府と緊密に連携しつつ、注視していきたいということと、我々の物価見通し等に大きな影響が出るということであれば、それは政策の変更に結びつきうるということだと思っている」と述べました。
その上で、「今回の柔軟化は、前もって柔軟化しておくことによって、将来あり得るかもしれない金融市場のボラティリティーの増大、あるいはそれに伴う副作用を防ぐという面がある。そのボラティリティーの中に7月と同様、為替のボラティリティーも含めているという面はある」と述べました。
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2023-10-31 07:42:49Z
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