11日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前日比172円程度高い2万8060円前後で推移する。午前9時3分には、同258円53銭高の2万8146円68銭を付けている。きのう10日に堅調な地合いだったことや、現地10日の米国株式市場で、ナスダック総合指数が反落したものの、NYダウが史上最高値を更新したことから、買いが優勢となった。寄り付き直後、きのう10日と同様に、株価指数先物に断続的な買いが入ったことから、上げ幅を拡大した。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比115円高の2万7965円だった。
業種別では、浜ゴム <5101> 、ブリヂス <5108> などのゴム製品株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株が上昇。日本製鉄 <5401> 、JFE <5411> などの鉄鋼株や、三井金属 <5706> 、住友鉱 <5713> などの非鉄金属株も高い。出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株や、AGC <5201> 、TOTO <5332> などのガラス土石株も堅調。JAL <9201> 、ANA <9202> などの空運株や、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株も上げている。
個別では、OATアグリ <4979> 、オークネット <3964> 、東邦鉛 <5707> 、名村造 <7014> 、アルバック <6728> などが上昇。半面、IRJHD <6035> 、セイコーHD <8050> 、MDV <3902> 、イーレックス <9517> 、九州リース <8596> などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=110円台の半ば(10日は1ドル=110円44-45銭)、1ユーロ=129円台の半ば(同129円56-60銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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2021-08-11 00:26:00Z
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