富士山のふもとと5合目を鉄道で結ぶ「富士山登山鉄道構想」についての検討会が都内で開かれ、構想の最終案が原案通り可決されました。
山梨県が進めている「富士山登山鉄道構想」は、富士山のふもとと5合目を鉄道で結び、環境の保全や観光振興につなげようというもので、8日は都内で検討会の総会が開かれ、最終的な構想案について議論が交わされました。
構想案では、県の有料道路「富士スバルライン」にLRT=次世代型路面電車を走らせることが最も優位性が高いとしています。
そのうえで、利用者数の試算の参考値として往復運賃を1万円とした場合にはおよそ300万人が見込まれるとしていますが、さまざまな要素を加味し、今後も精査が必要だとしています。
一方で事業を誰が運営するかなどの官民の役割分担の整理や、安全に鉄道を走らせるための技術的課題など、実現に向けて検討が必要な課題もあげられています。
構想案は原案通り可決され、県は今後、富士山周辺の市長村長などへの説明を進め意見を聞くことにしています。
総会のあと、長崎知事は「構想案がようやくまとまったことで、地元に説明する出発点に立てたと思っている。具体的なイメージができれば目標にも手は届くので、引き続き議論を進めたい」と述べました。
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2021-02-08 11:04:00Z
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