3日の米国債市場では、イールドカーブ(利回り曲線)のうち市場関係者が注目する5年債と30年債の利回り格差が、約5年ぶりの大きさに拡大した。米財務省の同日の発表によれば、来週実施される四半期定例入札で長期債の入札規模を増やす計画がないにもかかわらず、スティープ化した。
5年債と30年債の利回り格差は一時、146.2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に拡大。2016年2月以来の大きさとなった。
シーポート・グローバル・ホールディングスの国債トレーディング・戦略担当マネジングディレクターのトム・ディガロマ氏は「米国の追加経済対策案がまとまり、インフレが加速し始めるとの見方がイールドカーブに影響を与えている」と指摘。「米金融当局が利上げすることはできないとの理由から、カーブのフロントエンドはほぼ固定されている。一方でインフレが上昇しつつあるとの見方を基に、バックエンドは売り圧力にさらされやすい」と分析した。
原題:Treasuries Curve Steepens to Level Last Seen in February 2016(抜粋)
(利回り差が一段と拡大したため第1、2段落の情報を更新します)
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2021-02-03 20:47:00Z
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