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【NY為替オープニング】リスクオン、パウエルFRB議長&ムニューシン財務長官への期待 | 2020年09月22日(火)22時59分|FXニュース - ザイFX!

FXニュース:2020年09月22日(火)22時59分

■ポイント
・ジョンソン英首相「危険な転換点に達した」「バーやレストランの開店時間を短縮」
・ベイリー英中銀総裁「マイナス金利近く導入する状況にない」
・米・8月中古住宅販売件数(予想:601万戸、7月:586万戸)
・米・9月リッチモンド連銀製造業指数(予想:12、8月:18)
・ユーロ圏・9月消費者信頼感指数速報値(予想:-14.6、8月:-14.7)
・エバンス米シカゴ連銀総裁オンライン討論会参加
・パウエル米FRB議長、ムニューシン米財務長官証言(下院住宅サービス
委)
・バーキン米リッチモンド連銀総裁オンライン討論会参加
・米財務省2年債入札

 22日のニューヨーク外為市場ではパウエル米FRB議長やムニューシン米財務長官の新型ウイルスパンデミックを巡る下院住宅サービス委での証言に注目が集まる。パウエル議長は景気回復支援で、現行で実施している大規模緩和を当面維持していく方針を表明するほか、政府の追加対応を要請すると見られる。

議長は証言草案の中で、先行きは極めて不透明、ウイルスや政策次第だと慎重なに遠しを繰り返した。また、FRBが強い回復を確実にするまで手段を活用していく方針を再確認。パンデミックリセッションから経済活動が加速し、多くの経済指標は著しい改善を示しているものの、経済や雇用は危機前の水準を大きく下回ったままだと指摘している。FRBはすでに経済支援で、強力な措置をとっており、深刻な景気後退を回避するために速やかな政府の対応が必要だと主張している。「直接的な財政支援は、FRBの融資よりもより効果がある」とした。

その他、エバンス米シカゴ連銀総裁やバーキン米リッチモンド連銀総裁がオンライン討論会に参加予定で発言に注目が集まる。また、米財務省が実施する2年債入札結果を受けた米国債相場を睨む展開となる。

欧州や英国では引き続き新型コロナウイルス感染の再拡大が見通しに悪影響を与える。欧州中央銀行(ECB)や英中銀が追加緩和に踏み切るとの思惑が引き続きユーロやポンド売り圧力となり上値を抑制すると見る。ただ、英中銀総裁は近くマイナス金利を導入する状況にないとしており、一部の憶測を払拭。いったんポンド売りが後退している。ジョンソン首相は「危険な転換点に達した」としバーやレストランの開店時間を短縮する。規制は少なくとも6カ月維持される模様で景気見通しは低迷すると見られポンドの上値を抑制する。

・ドル・円は、200日移動平均水準の107円69銭を下回る限り下落基調。

・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準の1.1228ドルを上回っている限り上昇基調。

・ドル・円104円45銭、ユーロ・ドル1.1745ドル、ユーロ・円122円74銭、ポンド・ドル1.2800ドル、ドル・スイス0.9150フランで寄り付いた。

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2020-09-22 14:09:00Z
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