債券相場は上昇が予想されている。前日の米国市場で長期金利が小幅ながら低下した流れを引き継ぎ、買いが先行する見通し。日本銀行が実施する中期債対象の国債買い入れオペも相場を下支えする可能性がある。
長期国債先物(6月物) | 152円20銭台前半~152円40銭台前半か(前日152円27銭) |
新発10年物国債(358回債)利回り | マイナス0.01%~プラス0.005%程度か (前日ゼロ%) |
先物夜間取引で6月物は売られる場面もあったが、米長期金利の低下を支えに水準を切り上げ、一時152円33銭まで上昇。結局は152円30銭と前日の日中取引終値比3銭高で引けた。
市場関係者の見方
東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト
- 今日の債券相場はもみ合い強含み程度と見込む
- 昨日の20年債入札は強かった。2次補正予算の国債増発規模が20兆円を超えても超長期債は見送られる公算との見方がやっと織り込まれたようだ
- 4月に都銀が超長期国債を9460億円売り越しており、買い戻し圧力があるとの理解なども背景だろう
- 先物中心限月の予想レンジは152円23銭~152円42銭
日銀買いオペ
- 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下。前回の買い入れ額はそれぞれ3400億円、3500億円
- 備考:日銀:国債買い切りオペ一覧表
背景
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiQ2h0dHBzOi8vd3d3LmJsb29tYmVyZy5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGVzLzIwMjAtMDUtMjAvUUFMVFlSVDFVTTFCMDHSAQA?oc=5
2020-05-20 22:11:00Z
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