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お盆Uターンの予約ピーク コロナ禍、東京駅混雑なく - 日本経済新聞

新型コロナウイルス禍で迎えた2度目のお盆休み期間も終盤となった15日、鉄道や空の便の上り予約数がピークを迎えた。いずれも昨年より増加傾向にあるが、コロナ禍前の2019年に比べ大幅に減少している。この日の東京駅も帰省先や行楽地からUターンした人の姿が見られたが、目立った混雑はなかった。

プロ野球観戦のため新潟市などを2泊3日で訪れた千葉県市川市の男性会社員(22)は「雨で試合が中止になったのは残念だったが、おいしいご飯を食べられたのが思い出」と笑顔を見せた。「ワクチンを2回打ったが、人混みを避けるなど注意して行動した」と語った。

JR東日本によると、お盆期間中(6~17日)の同社の新幹線指定席予約数は5日時点で46万席。昨年より63%増えたが、19年比27%にとどまった。JR東海によると、同期間の東海道新幹線の指定席予約数は7月19日時点で昨年より4%減の29万席。19年比20%だった。

空の便の予約状況は8月5日時点で、全日空が昨年の約1.4倍に当たる約65万人、日航が同約1.2倍の約49万人。〔共同〕

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2021-08-15 01:38:09Z
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