今晩のNY市場は米7月消費者物価指数(CPI)に注目。昨日は1兆ドルのインフラ投資法案が上院を通過したことが好感されダウ平均とS&P500が史上最高値を更新した一方、長期金利の上昇がハイテク株の重しとなりナスダック総合が反落。主要3指数は高安まちまちとなった。今晩は資産購入の段階的縮小(テーパリング)開始時期の見通しをめぐり、寄り前に発表される米7月消費者物価指数(CPI)に注目が集まる。6月CPIは前年比+5.4%と2008年8月以来の上昇率を記録し、7月分も前年比+5.3%の上昇が予想されている。エネルギー、食品を除くコアCPIも+4.3%の伸びが予想されている。パウエルFRB議長は足もとの物価上昇は一時的と繰り返しているが、CPIが前月に強い結果となれは、先週の強い米7月雇用統計を受けて高まった早期テーパリング懸念が一段と高まることになる。今晩はCPIの発表に加え、ボスティック米アトランタ連銀総裁とジョージ米カンザスシティ連銀総裁の講演や米10年債入札も予定され、これらを受けた長期金利の動向にも要注目。
今晩の経済指標は7月CPI、米10年債入札のほか、MBA住宅ローン申請指数、EIA週間原油在庫など。企業決算は寄り前にペリゴ、引け後にイーベイが発表予定。(執筆:8月11日、14:00)
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2021-08-11 11:56:00Z
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