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NYダウ、続落で始まる FOMC議事要旨の公表見極め(写真=ロイター) - 日本経済新聞

米ニューヨークのウォール街=ロイター

【NQNニューヨーク=横内理恵】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落して始まり、午前9時35分現在、前日比142ドル79セント安の3万5200ドル49セントで推移している。米連邦準備理事会(FRB)が午後に公表する米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を見極めたい投資家が多いうえ、高値圏とあって買いが入りにくい。新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染拡大から世界景気の減速懸念も意識されやすく、景気敏感株などが売られている。

FOMC議事要旨ではテーパリング(量的緩和の縮小)開始の議論の進展や、雇用回復やインフレに対する参加者の認識がどう変わったのかなどが注目される。市場ではFRBが9月のFOMCでテーパリング開始を決めるとの見方も出ている。

ダウ平均は週初まで連日で過去最高値を更新しており、引き続き高値警戒感も強い。ダウ平均の構成銘柄では航空機のボーイングや機械のハネウェル・インターナショナル、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスなどの下げが目立つ。値ごろ感などの買いでここ数日上げが目立った医療保険のユナイテッドヘルス・グループにも利益確定売りが出ている。

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2021-08-18 13:59:43Z
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