【NQNニューヨーク=古江敦子】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落している。15時現在、前日比218ドル89セント安の3万0084ドル48セントで推移している。前日にダウ平均とハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が過去最高値を更新しており、短期的な相場の過熱感を警戒した利益確定の売りが優勢となっている。追加の経済対策を巡る与野党協議の不透明感も相場の重荷になった。
追加経済対策を巡っては、米与野党が週内に合意するとの期待か高まっていた。上院共和党トップのマコネル院内総務は18日、「協議は依然として建設的だ」と述べたと伝わったが、その後の進展状況は報じられていない。現行の暫定予算の期限である18日中に合意するかどうかは不透明な状況だ。
週明け21日から機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数に採用される電気自動車のテスラが上場来高値を更新した。年金基金や上場投資信託(ETF)など株価指数に連動するパッシブ投資家はテスラ株を購入するため、他のS&P500種指数を構成する銘柄を売る必要があるとされる。そうした動きが相場下落につながっている面もある。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反落している。前日比57・012ポイント安と1万2707・733で推移している。
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2020-12-18 20:34:54Z
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