ワシントンDC(CNN Business) 米配車サービス大手のウーバー・テクノロジーズが自動運転車部門を新興企業の米オーロラに売却することがわかった。ウーバーによる自動運転車の開発は訴訟や死亡事故によって停滞していたが、今回の部門売却により5年間にわたる開発に終止符が打たれる。
ウーバーはオーロラの株式26%を保有するほか、4億ドルを出資する。オーロラは自動運転車のためのソフトウェアを開発しており、米アマゾンも出資している。
オーロラの最高経営責任者(CEO)は以前、グーグルの自動運転車に関するプログラムを率いていた。
ウーバーは2015年にカーネギーメロン大学から40人の研究者を引き抜いて自動運転車の開発に乗り出し、その後は人員も1000人を超えた。
ウーバーはかつて、自動運転車の開発が生き残りに不可欠だと考えていた。しかし、現在では、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、コストの削減などに向けて人員を25%削減していた。
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2020-12-08 09:50:00Z
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