中国政府は１４日、中国電子商取引最大手アリババグループとＩＴ大手の騰訊控股（テンセント）のそれぞれの傘下企業に対し、独占禁止法違反でいずれも罰金５０万元（約８００万円）を科す決定を出した。１１月にインターネット企業の独占を禁止する方針を出して以来、初めての処分で、ネット大手への管理を強めた形だ。
国家市場監督管理総局が発表した。アリババの傘下企業は、デパートなどを経営する企業の株式取得に関し、違法手続きがあったとしている。
習近平国家主席は今月１１日、今後の経済運営についてネット企業を念頭に「独占と資本の無秩序な拡大を防ぐ措置を強化する」と表明している。
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2020-12-14 07:45:00Z
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