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戦争の形をドローンが変えた 迫る「殺人蜂」の恐怖 - 朝日新聞デジタル

 ドローン(無人機)が世界各地の戦争の形を変えている。リモコン飛行機で敵基地をたたくドローン攻撃は、かつては米国の「専売特許」だったが、最近は中小国や武装勢力も戦闘で使い始めている。今やどの戦場でも戦況を左右する存在になる気配だ。

 ドローンが盛んに使われた最近の例は、旧ソ連のアゼルバイジャンとアルメニアの間で26年ぶりに大規模な衝突が起きたナゴルノ・カラバフ地域をめぐる紛争だ。アゼルバイジャン国防省は9月27日に戦闘が始まると、その翌日から、ドローンを使った攻撃の動画を公式フェイスブックにアップし始めた。その数は90本を超す。

 大半は上空から偵察用ドローンで撮ったものだ。カメラのファインダーをのぞいた時のように、小刻みに動く四角い枠が点滅する先に、敵軍の砲台や戦車、塹壕(ざんごう)が見える。次の瞬間、別のドローンが放ったとみられるミサイルが命中し、閃光(せんこう)と爆煙が上がる。

 標的となった地上でもドローンの接近を察知していたのだろう。爆破される直前に小さな人影が逃げ出す様子がうかがえる。死傷者が出ているであろう凄惨(せいさん)な場面にもかかわらず、まるでゲームのような現実味のなさ。安全な場所から遠隔操作で攻撃するドローン戦の異様な特徴だ。

 別の映像では、ミサイルではな…

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2020-12-13 08:00:00Z
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