三井不動産は8日、同社が実施中の東京ドームに対する株式公開買い付け(TOB)に、最大株主の「オアシス・マネジメント」が応募する意向を表明したと発表した。オアシスは東京ドーム株を10%弱保有する香港の投資ファンド運営会社。三井不動産はオアシスと応募契約の締結に向けた協議を始める。
発表によると、三井不動産は7日、読売新聞グループ本社、オアシスと3社でTOBについて協議した。オアシスがTOBに賛同し、所有する東京ドーム株すべてを、三井不動産が設定した公開買い付け価格(1株1300円)で応募する意向を示したとしている。
オアシスはその上で、「関連条項について合意が成立し、内部的な承認手続きが完了することを条件に、三井不動産との間でTOBへの応募契約を締結する用意がある」と伝えたという。三井不動産は「オアシスの協力に感謝する」とのコメントを出した。
三井不動産は東京ドームの完全子会社化を目指して、来年1月18日までTOBを実施している。読売新聞はTOB完了後、三井不動産から東京ドーム株20%を取得する形で買収に参画する予定だ。
オアシスは東京ドームの長岡勤社長ら3人の取締役の解任を求めて同社と対立しており、対応が注目されていた。
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2020-12-08 11:29:00Z
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