重い副作用でワクチンの臨床試験一時停止 - TBS NEWS

　最も有望とされるワクチンの臨床試験が、参加者に重い副作用が出たためいったん停止されたことが明らかになりました。

　アメリカの医療系ニュースを扱うウェブサイト「ＳＴＡＴ」は、８日、イギリスの製薬大手アストラゼネカ社がオックスフォード大学と共同開発しているワクチン候補の臨床試験が、イギリスでの参加者１人に重い副作用が見られたため、いったん停止されていると報じました。副作用の詳細は不明です。

　このワクチン候補は、現在、開発中の中で最も有望とされるもので、日本も供給契約を結んでいます。臨床試験の一時停止はワクチンの開発過程では珍しくない、ということですが、副作用の検証が長引いた場合、実用化に向けてのスケジュールに影響が出ることが懸念されます。

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2020-09-09 01:26:17Z
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