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ティファニーの買収撤回、LVMH会長が仏政府に協力要請か-関係者 - ブルームバーグ

A Tiffany & Co. logo sits a window display at the company's luxury jewelry store on Champs Elysee in Paris, France.

Photographer: Cyril Marcilhacy/Bloomberg

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米宝飾品ブランド、ティファニー買収の撤回に向け、仏高級ブランドグループ、モエ・ヘネシー ・ルイ・ヴィトン(LVMH)のベルナール・アルノー会長が、フランス政府に協力を要請したと政府の方針に詳しい関係者の1人が明らかにした。

  LVMHは9日、ティファニーの買収撤回を発表したが、これに至る動きが、フランス最大の富豪であるアルノー氏によって始められたと事情に詳しい関係者2人が語った。

  LVMHがティファニーを160億ドル(約1兆7000億円)で買収する合意が昨年11月に成立した。しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)の影響で世界各地の店舗が営業停止を余儀なくされたほか、海外旅行も制限され高級品需要が打撃を受ける中で、買収の履行に困難が生じた。

  米国との通商摩擦に言及したルドリアン仏外相の書簡を同社は買収撤回の理由の一つに挙げた。だが、関係者の1人によれば、それらの協議の進行状況を知るため、アルノー氏が個人的に政府に働き掛けたという。

  アルノー氏は経済・財務省に当初助けを求めたが断られ、外務省に協力を要請したという。

  フランス大統領府の報道官と経済・財務省、LVMHはいずれもコメントを控えている。外務省にもコメントを求めが、これまでのところ返答はない。

  LVMHのジャンジャック・ギオニー最高財務責任者(CFO)は政府に同社が協力を求めたのかと尋ねる9日の会見での質問に対し、「冗談でしょう。われわれがその書簡を手に入れたと真面目に言っているのか。そのような質問には答えたくもない」と述べた。

原題:LVMH’s Arnault Leaned On French Government to Exit Tiffany Deal(抜粋)

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2020-09-09 23:04:00Z
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