欧州中央銀行(ECB)は11日、債券利回りの上昇を抑制するために「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」を通じた債券購入を加速させる方針を表明したものの、政策委員の大半は1兆8500億ユーロ(約240兆円)のPEPPの規模を拡大させる意図はない。事情に詳しい当局者が明らかにした。
匿名を条件に述べた当局者によると、政策委員会が声明で明らかにした「次の四半期に年初の数カ月を大きく上回るペースで」の債券購入は、PEPPの期限から想定されるペースを上回る債券購入を意味するもので、景気の見通し次第で購入ペースを減速させていく。
政策委員はここ数週間の債券利回り上昇によって、金融環境にある程度の引き締めが見られたという見解で一致したものの、見解を表明した委員の過半数は過度には懸念していないと話したという。
原題:ECB Doesn’t Intend Faster Bond-Buying to Mean More Stimulus (1)(抜粋)
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2021-03-11 19:10:00Z
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