「ミロ」売れ過ぎて販売休止…注文が前年の７倍、供給追いつかず - 読売新聞

　ネスレ日本（神戸市）は８日、麦芽飲料「ミロ」の販売を休止すると発表した。愛飲者のＳＮＳへの書き込みをきっかけに人気が急上昇し、注文が前年の約７倍に達して供給が追いつかない状態になった。販売再開は来年３月以降の見通し。

　２４０グラム入り（税抜き３８０円）、７００グラム入り（同７９８円）、個包装のスティック５本入り（同２４８円）の３種類あるが、すべて販売を休止する。

　ネスレによると、ミロは牛乳に溶かして飲むのが一般的で、鉄分やビタミンなど栄養素をバランスよくとれるという。近年は親子で飲む家庭が増えるなど、ターゲットが大人にも広がっている。

　今年７月頃、ＳＮＳを中心にブームが広がった。今年７～９月の売上高は前年同期比７１％増となった。新型コロナウイルスによる「巣ごもり」で需要が押し上げられた面もあるとみられる。

　９月末、主力の２４０グラム入りの商品の販売を一時休止。１１月に出荷を再開したが、再び注文が殺到して品薄状態になった。

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2020-12-08 07:18:00Z
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