【NQNニューヨーク=川内資子】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に反落し、前日比27ドル04セント安の2万8336ドル62セント(速報値)で終えた。追加の米経済対策の与野党協議を巡る不透明感が強いなか、半導体のインテルなど低調な四半期決算を発表した銘柄が下落し、相場の重荷となった。
追加の経済対策で野党・民主党のペロシ下院議長と協議するムニューシン米財務長官は23日、与野党の主張には「大きな隔たりがある」と述べ、民主党側に譲歩を求める姿勢を示したと伝わった。トランプ米大統領も「民主党(が優勢な)州の救済のための合意はしたくない」と述べたと報じられた。
インテルは22日夕に発表した2020年7~9月期決算を受けて、アナリストによる目標株価の引き下げが相次ぎ、株価は急落した。20年7~9月期決算が減収減益で1株利益が市場予想を下回ったクレジットカードのアメリカン・エキスプレスも売られ、ダウ平均を押し下げた。
ダウ平均は上昇する場面もあった。米食品医薬品局(FDA)が22日、新型コロナウイルス治療薬として、バイオ製薬のギリアド・サイエンシズの「レムデシビル」を承認した。米国で初のコロナ治療薬の承認となり、コロナの感染拡大の阻止につながるとの期待が強まった。
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2020-10-23 20:03:33Z
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