秋田県警横手署は29日、同県横手市増田町にある自動販売機の商品取り出し口に置いてあった缶ビールから農薬の成分が検出されたと発表した。同署は「よく似た不審物を見つけた時はすぐに届け出て」と呼びかけている。
同署によると、今月13日夕、30代の男性が自動販売機で商品を購入した際、自分が購入した商品と違う350ミリリットルの缶ビールが取り出し口にあったため近くの雑貨店に届け出た。雑貨店主は缶の底が一部破損し、中の液体も一部が漏れていたため、プルタブを開けたところ、青っぽい液体が入っていたという。
店主は液体を捨てたが、不審に思い20日になってこの空き缶を交番に持ち込み、県警が詳しく調べたところ、除草剤の成分が検出されたという。【下河辺果歩】
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2019-11-29 13:16:00Z
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