アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュは10月31日、経営統合することに基本合意した。両社は合併で生まれる新会社で重点領域へのリソーセスシフトをさらに加速し、事業・管理両面でのシナジー効果の創出を通じて、CASE領域における競争力強化を目指していく。
この合併は、アイシン・エィ・ダブリュがトヨタ自動車の保有する株式全数を自己株式取得した後、アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュが合併する形で実施される予定。トヨタはこの趣旨に賛同し、株式を譲渡することで基本的に合意を得ているという。
自動車業界ではCASEの急速な進展や異業種の参入など、100年に一度と言われる大変革の時代を迎えており、生き抜くためにさらなる競争力強化が必要だとして、アイシングループでは2017年4月からグループ内の連携強化と経営の効率化を狙い、バーチャルカンパニー制を導入して改革を進めていたという。
導入から2年半、会社をまたいだ事業領域での連携や管理機能の集約が進んだが、外部環境の変化も加速してきており、今回さらに構造改革を一段進めるため、両社対等の精神で合併することになったとのこと。
なお、今回の経営統合については2021年4月に実施予定だが、現状は検討段階となるため、グループ再編による当社連結業績の影響などについては現在精査中とのこと。
統合の概要
経営統合スキーム:
アイシン・エィ・ダブリュがトヨタの保有するアイシン・エィ・ダブリュ株式全数を自己株式取得し、アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュを合併。存続会社はアイシン精機。
株式譲渡日:
2020年4月(予定)
新会社名:
未定
合併期日:
2021年4月1日(予定)
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1216038.html
2019-10-31 09:19:01Z
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