会見した遺族の代理人弁護士によりますと、男性は、おととし4月に入社しましたが、上司から「飛び降りるのにちょうどいい窓がある」などと言われたと記したメモを残して8月に自殺しました。
遺族は上司のパワーハラスメントで精神的に追い詰められたことが原因だとして去年9月、労災を申請し、労働基準監督署が調べた結果、先月労災と認定されました。
労災が認められた詳しい理由について情報の開示を求めているということです。
男性の遺族は「息子は大きな希望をもってこれから社会に出て頑張るとやる気に満ちておりました。たった数か月で自ら命を絶ってしまう程追い込まれてしまう状況とは、どれだけのものだったのでしょうか。三菱電機には息子の死ときちんと向き合っていただき、どうか私たちのような悲しいできごとが二度と起こらないようにしてほしいと切に望みます」などというコメントを出しました。
三菱電機では社員などが過労による労災と認められるケースが相次ぎ、去年、再発防止策を公表しています。
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2021-03-11 09:40:31Z
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