
「GoToイート」キャンペーンの思わぬ使われ方に飲食店が困惑しています。1000円分のポイント還元を受けながら、数百円分のメニューだけを食べて帰る客もいるというのです。問題はないのでしょうか。
新型コロナの影響が深刻な外食産業を支援する政府の「GoToイート」キャンペーン。今月から、特定の予約サイトを通して店を利用した場合、1人あたり昼食は500円分、夕食は1000円分のポイント還元が受けられます。
しかし、こんなケースも…。ある女性は今月1日に居酒屋チェーン「鳥貴族」で夕食2品、654円分を注文。1000円分のポイント還元を受けるので、差し引きで346円分がプラスになります。女性は翌日も店を訪れ、同じ金額の注文をしたということです。
GoToイートで鳥貴族を利用した女性「自分の食べられる量で、少なめの注文になってしまった」「ポイントがつく以上の金額は利用してよかったなという気持ちもある」
こうした仕組みを利用し、中には意図的に少額の注文をする客もいるといいます。SNS上では…。
SNSの反応「トリキの錬金術、お酒を1杯だけ飲みたいときにいいね」「トリキの錬金術って結局、税金が使われてるんだよ」
鳥貴族側はどう受け止めているのでしょうか。
鳥貴族側「オンライン予約のお客さんが、1品だけしか注文しないケースがいくつかあった」「ほかの客への影響もある」「困惑している」
キャンペーンで多くの人が来てありがたいとしながらも、少額での利用客には困惑している面もあるといいます。
都内にある別の飲食店では…。
焼鳥をどり エリアマネージャー・田中浩樹さん「グループの他店舗で、1品だけ頼まれて退店されたと。(ディナーは)2名様以上の予約という制限を設けている」「(少額の利用者が増えた場合)コースのみに制限したり、最低金額を検討しています」
農林水産省は、当初からこうした事態を想定していたといいます。7日、国会では…。
農水省担当者「当初から議論があった。一方で、こういう使い方はある程度、限定されてくる。そんなに大きな形では出てこないだろうと」
その上で…。
農水省担当者「外食産業にしか使えないポイントでございますので、最後には必ず外食、どこかの飲食店にいって、お金が落ちるという形になる」
外食の需要を呼び起こす制度の趣旨に反していないと説明。コース料理への限定や最低価格の設定など、店ごとの判断で制度を利用してほしいとしています。
鳥貴族では、ウェブからの予約について、いったん「席のみの予約」はやめ、「コース」のみの受け付けとする方向で調整に入りました。鳥貴族は「普通に席だけを予約したい一般のお客様にはご不便をかけてしまう」としながら、理解を求めています。https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiMmh0dHBzOi8vbmV3cy5saXZlZG9vci5jb20vYXJ0aWNsZS9kZXRhaWwvMTkwMTk0MzAv0gE7aHR0cHM6Ly9uZXdzLmxpdmVkb29yLmNvbS9saXRlL2FydGljbGVfZGV0YWlsX2FtcC8xOTAxOTQzMC8?oc=5
2020-10-07 10:36:00Z
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